「つみたてNISA」の口座選び4つのポイント
つみたてNISA(積立NISA)では、どの証券会社を選んでも、口座開設や維持などの手数料はかかりません。
コスト面には差がないので、証券会社を決める際は次の4つのポイントに注目しましょう。
- 銘柄のラインナップ(目的の銘柄の有無)
- 提携銀行(即時入金・自動引落)
- 最低積立金額(いくらから積立ができるか)
- 積立頻度(毎月以外の選択肢)
銘柄のラインナップ
「つみたてNISA」で投資できる銘柄は、証券会社によって異なります。
「つみたてNISA」では、金融庁が定める厳しい条件をクリアした約200本の投資信託と7本のETFから、投資する銘柄を選ぶことができます。
各証券会社は、それぞれの方針で銘柄のラインナップを決めていますので、投資できる銘柄は証券会社によって異なります。
そのため、証券会社を決める際は、目的の銘柄がラインナップされているが必ず確認しましょう。
銘柄が決まっていないのであれば、取扱銘柄数の多い証券会社を選ぶというのも1つの方法です。
「つみたてNISA」でNISA対象「ETF」の取り扱いがあるのは大和証券のみとなります。
証券会社 | 取扱銘柄数(投資信託) | 取扱銘柄数(ETF) |
---|---|---|
SBI証券 | 187本 | × |
楽天証券 | 186本 | × |
auカブコム証券 | 183本 | × |
松井証券 | 180本 | × |
マネックス証券 | 160本 | × |
大和証券 | 15本 | 7本 |
提携銀行(即時入金・自動引落)
普段お使いの金融機関(預金口座)から自動引き落としで積立できると手間が省けて便利です。
また、入金後、即時反映される即時入金サービスも便利です。
自動引落や即時入金サービスは、各証券会社で利用可能な金融機関が異なります。
普段お使いの金融機関に証券会社が対応しているかどうか確認しておきましょう。
証券会社 | おすすめ金融機関 | 自動引落 | 即時入金 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 住信SBIネット銀行 | 利用可能金融機関 | ・即時入金 ・リアルタイム入金 ※2つの違いについて |
楽天証券 | 楽天銀行 | 利用可能金融機関 | ・らくらく入金 ・リアルタイム入金 |
auカブコム証券 | auじぶん銀行 | 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・auじぶん銀行・ゆうちょ銀行・PayPay銀行・スルガ銀行 その他金融機関 | ・ゆうゆう決済(入金) |
松井証券 | みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行 | 利用可能金融機関 | ・ネットリンク入金 ・らくらく振替入金 入出金取引ルール |
マネックス証券 | 住信SBIネット銀行・ソニー銀行・SBI新生銀行 | 全国の銀行、信用金庫、労働金庫等 定期自動サービス | みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行など16行 即時入金サービス |
大和証券 | 大和ネクスト銀行 | − | − |
最低積立金額
「つみたてNISA」で投資できる最低金額は、証券会社によって異なります。
証券会社により、積立金額は100円と少額からはじめられるところもあれば、10,00円や10,000円と少しハードルが高いところもあります。
投資初心者であれば、なるべく少額からはじめたいところです。
なので最低積立金額が少額な証券会社を選んで口座を開設することをおすすめします。
証券会社 | 最低積立金額 |
---|---|
SBI証券 | 100円〜1円単位 |
楽天証券 | 100円〜1円単位 |
auカブコム証券 | 100円〜1円単位 |
松井証券 | 100円〜1円単位 |
マネックス証券 | 100円〜1円単位 |
大和証券 | 100円〜1円単位 |
積立頻度
「つみたてNISA」の積立頻度は、多くの金融機関で「毎月」しか選べませんが、証券会社によっては「毎週」や「毎日」という頻度で買付を行うことも可能です。
理論的には、「毎月」より「毎週」「毎日」の方が、時間分散効果は高くなりますが、積立頻度による運用成績の違いは誤差の範囲といえます。
なので、高い分散効果ではなく、ご自身のライフスタイルに合わせて積立投資を無理なく続けられる頻度で選ぶことをおすすめします。
証券会社 | 積立頻度設定 |
---|---|
SBI証券 | 毎日/毎週/毎月 |
楽天証券 | 毎日/毎月 |
auカブコム証券 | 毎月 |
松井証券 | 毎日/毎週/毎月 (つみたてNISAの積立ペースは毎日/毎月のみ) |
マネックス証券 | 毎日/毎月 |
大和証券 | 毎日/毎週/毎月/隔月/3ヶ月ごと/4ヶ月ごと/6ヶ月ごと |
つみたてNISAの口座は証券会社を変更できる?
つみたてNISAの口座は、他の証券会社に変更することができます。
但し条件があります。
- 変更は年に一度しかできない
- 変更したい年に、銘柄を一度でも買付すると当年の変更はできない
- 変更前の証券会社で購入した金融商品は、変更後の証券会社の口座に移せない
※ 但し、変更前の証券会社にある金融商品は、そのまま保有が可能で非課税期間中であれば非課税の適用も引き続き受けられる。ロールオーバーは不可。
変更手続きの流れ
現在の金融機関に「金融商品取引業者等変更届出書」という金融機関変更の申し込みを行う。
※ 申し込みが受理されると「非課税管理勘定廃止通知書(非課税口座廃止通知書)」が送られてくる。
変更先の証券会社につみたてNISAの口座開設をして「非課税口座開設届出書」を請求する。
書類が揃えば変更先の証券会社に提出する。
※ 必要書類:「非課税口座開設届出書」、「非課税管理勘定廃止通知書(非課税口座廃止通知書)」
提出後は、税務署の審査が行われて問題がなければ、およそ1〜2週間程度で口座開設できます。
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