マネースクエアが提供している「トラリピ資産運用表」はとても優れた機能です。
トラリピ資産運用表では、簡単な入力だけで、ロスカットレートやロスカットした場合の損失額といった重要な情報が試算でき、運用資金に応じた設定であるか、許容できる損失額であるかなどをシミュレーションしてくれるありがたい機能です。
トラリピ設定を考える上で、必須ツールとなりますので必ず扱えるようになっておきましょう。
※トラリピ運用試算表は、マネースクエアに口座をお持ちの方であれば利用することができます。
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トラリピ資産運用表の使い方
ここでは、私が運用している「CADJPY」のトラリピ設定を例に解説していきます。
トラリピ設定の作り方についてはこちらの記事をご参照ください。
CADJPYの設定
通貨ペア | 加ドル円 |
買い/売り | 買い |
運用資金 | ¥2,000,000円 |
レンジ上限 | 91.5 |
レンジ下限 | 68.5 |
トラップ本数 | 91本 |
1本あたりの通貨量 | 0.1万通貨 |
トラップ値幅 | 0.255 |
では上記の例をもとに、トラリピ資産運用表でシミュレーションしていきましょう。
トラリピ資産運用表は、PCでは、ログイン後すぐの「マイページトップ」に「トラリピ運用試算表」があります。
スマホアプリでは、右下の「メニュー」をタップし、下にスクロール→ツールの中の一番上に「トラリピ資産運用表」があります。
では早速、「トラリピ運用試算表」を使っていきましょう。
まずは、取引を行う通貨ペアが「対円通貨」もしくは「対米ドル等通貨」なのかを選択します。
今回の例では「CADJPY」なので「対円通貨」を選択します。
※初期設定では「買い注文」設定になっていますので、「売り注文」の場合は更に「売り新規に切り替え」をクリックして切り替えが必要となります。
取引する「通貨ペア」を選んでいきましょう。
「通貨ペアは?」のプルダウンメニューをクリックし、通貨ペアを選択します。
今回の例では「加ドル円」を選択。
※「対円通貨」以外の通貨ペアを取引する場合は、上記で「対米ドル等通貨」をクリックするとプルダウンメニューに「ユーロ米ドル・豪ドルNZドル」などの対円通貨以外の通貨ペアが表示されます。
ここからが本番。
上述のトラリピ設定を入力してみましょう。
入力後、「計算スタート」をクリックすると、シミュレーション結果が表示されます。
トラリピで最も重要となる値が「ロスカットレート」。
私が考えるトラリピ戦略では、過去20年での最安値である「リーマンショック」を基準に考えています。
よって、そのリーマンショック時の最安値「68.455」より安値になるような設定が算出できれば良いわけです。
今回のシミュレーションでは「60.415」と試算が出ましたので、「68.455」より大幅に安値となっており、自分が想定するロスカットレートにおさまる十分な設定だということがわかりました。
この設定であれば、十分に余裕を持った運用ができます。
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